がんってなんだ!!

もし、あなたが、がんだと宣告されたら、あなたはどうしますか。


これは、抗がん剤してるころにいつか闘病本とか出そうかな〜とかひそひそ考えたときに、冒頭文にしたいと決めてるやつ。

本はいつ出るのやら笑

それは置いといて。家族や身内ががんになることは、若い私たちでも経験ある事かもしれない。

でも、10代20代、一番遊びたいし華がある年代。結婚や出産。いろいろなイベントを迎える年代でもある。仕事だって頑張りたい。

そんな年ごろで、まさかのがんに、自分がなった時のこと、考えるきっかけになればと思っていろいろ書きます。



まず、この年でがんになるなんて、まずありえない。健康やし当たり前に働いて友達とご飯して買い物してそれが日常。でも、がんって突然やってくるものじゃない。私がすんごく一番後悔してることは、もっと早くに病院婦人科検診を受けるべきやったこと。

前ぶれは病気が分かる2年前くらいからありました。

唇がはれる、目の周り腫れる、これかなりありました。あとは、咳が止まらない日々や、インフルエンザに初めてかかる。前兆はいくらでもあったのに、大丈夫かなって安心してた。

今思えば熱が39度近くあって、元旦仕事出勤したのはほんまによく頑張ったなと。でもこの時の自分に言いたい。仕事より何より、自分の身体が一番大事やねんで。身体が悲鳴をあげてるのに無視し続けてた私。

そこにストレス冷えいろんなものが重なり、がんになった。

納得するしかなかった。自分の中でできたもの、それががん細胞。


私の場合は卵巣がんといって、ネットで調べれば予後が悪いなとそんなことしか書いてなかったきがする。

実際乳がんや子宮頸がんは、ポピュラーやし初期で見つかる人多い。

でも卵巣がんは、見つかったとき進行してることが多い。そして、若い年代は少ない。

私のがんは、非常に稀で抗がん剤は効きにくく、むしろ若い人でこのタイプのがんは日本で初とか言われたっけ?年配の人なら多い、卵巣がん自体が年配の人が多いんやろね。

とりあえず、やっかいながん。

がんにも性格や顔つきがあり、多分私のめっちゃ頑固なところが、がんちゃんにも行き渡り、しぶといがんに成長しとるんやろうな。

同じがんでも、初期であれば手術だけ、抗がん剤だけと、比較的治療も軽い人もおったしなあ。

人それぞれですほんま。

私もそうでありたかった…

今ごろ経過観察です、とか言いたい。


まあそんなうまくいく訳もなく、私の長い治療は続くわけです。


これから読んでいくにあたって、がんは悪者ではないことを知ってほしい。外からできる病気ではなく、自分の中からできる病気。誰がなってもおかしくないのは、人間みんながん細胞を作ってるから。でも、病気になる人、ならない人の違いは免疫にかかってまして。免疫があればがん細胞は出て来ません。その免疫とは、交感神経や副交感神経のバランス、リンパ球の数など。要は、うまくストレスを発散できたり何かで補える人は病気になることが少ないかと。


生活習慣や食生活も大事やろうけど、1番は心ですね!たくさん笑って泣ければ、まず問題ないのかな笑


じゃあなんで、若くでガンになるのか?そこが疑問でした。ガンだと宣告を受けたとき、なんとなくそうなんじゃないかなと思ってたんよ。やから、意外と冷静におれたし、ガンが自分の中にいることが信じれなかった。

でも、なんで今この年齢でガンにならなあかんのか。もっとおばあちゃんになってからじゃあかんのか!みたいな葛藤があり〜の。だってだって、まだまだ人生これからじゃんか!仕事変えて結婚して子供も欲しかったよ!

あまりにも酷すぎる。

なんでなんでなんでなんで、そんなん受け入れられるか!という心情でした


でも、私の卵巣は助けることができず、右も左も摘出。子宮も。

この時点でもう、妊娠はできません。

自分の命を選びました。

婦人科のガンは、何が一番辛いって妊娠にかかわること、女性として大切な臓器がなくなること。

この喪失感は、本人しか分かりません。

でも私は、このおかげで養子縁組や子供のいない人生もありやん!と考えてます。とくに、養子縁組はものすごく興味があります。小さい子供とまず、ボランティアなどで関われたらなあと思うし…子供は作れないけど、家族は作れるはず。そんなほのかな思いもあり、きっといろんな世界があるんだと思う。

まずは、自分の身体治せって話やからね、何年後かにはね!笑


でまあ、その摘出手術した後は抗がん剤4クールですね。脱毛もちろん、嘔吐やしびれ、私は身体が硬直するという副作用が出て、すんごい怖い思いをしました。そこまでする意味はあるのか?そもそも、抗がん剤って??

これはまた長くなりそうなので、いずれ話したいです。

とりあえず抗がん剤で腫瘍は大きくならず、そのまま直腸の手術。

その後落ち着くと思われてたのに、すぐに再発!え、はやない。笑

横隔膜のところと、膀胱の後ろらへん、そこに7センチくらいの腫瘍ぼんぼん!で感じ。

痛みの原因はこれか、、


場所的にどちらも手術は難しい

となると、抗がん剤。

効きにくいと言われてきたけど、もしかしたらってので抗がん剤チャレンジ。アルコールでアレルギー出た〜抗がん剤中止。ラッキ〜

てなわけで、西洋医学でできる治療は今の私には効かないと判明。


さて、これからどうする!

そんなときにまた試練。

人工肛門といって、便を肛門から出せないのでパウチに出すように腸の手術をするのーそしたらパウチから便を出すだけ。慣れれば簡単な気がするし、若い人もしてるひとがおりはる。

あんまり一般的には知られてないのかな??

さて、これからどうする!

そんなときにまた試練。壁いくつあるねん笑

次は腎臓が尿を作ってるんやけど、その働きができないと。人間1つ腎臓あれば生きていけるけど、大丈夫と言われていた左の腎臓もついに…これ、命に関わること。なので、緊急で手術して腎ろう作って貰いました。

なんとか、危険な状態は免れたのかなあ〜

気がついたら腰から管が二本。

お腹にはストーマ。

つけすぎて体が。

これもいつか、慣れるのでしょうか。

みなさん、腎臓にはお気をつけて。


そんなで私は大変な状況ではあるのですが、歩けるし食べれるし普通です。普通ではないか。笑


がんって怖いけどね、それは日本のメディアや医者が平気で怖いことを言うからです。アホなのです。病気になるには、やはりそれなりの原因があるわけで、それに気づかず抗がん剤や手術で、患者の気持ちを考えず医療が進んでいくのは、おかしい。

ガンになった、自分の性格や生活習慣、環境面、そこに原因があるから、そこを変えないとガンは再発します。

だからこそ、ガンはメッセージなのです!何かに気づかすメッセージ。

ガンという病気にならないと分からないような、強力なメッセージ。

がん細胞は真面目やから、すくすく育つけど、自分が変われば、変わるポイントに気づけば消えるもの、少なくとも減るものではないでしょうか。


私の場合は、仕事が辞めれたのが大きかったので、ガンにでもならなければダラダラやりたくない仕事続けてたよきっと…それだと、人生もったいない、君にはやりたいことがあるんだろう、今やらなくちゃ、死んじゃうよ!みたいなメッセージですかね。

がんちゃんは、そう思って表れてくれたのかなあ。


がんのことを勉強すると、心の問題とかなり密接してる。大切なのは、心のケアのような気がする。

がんって怖い病気、すぐに死ぬ、抗がん剤でやられる、そんなイメージが強いと思うけど、そうじゃない。

患者さんが悩んでることは、脱毛とかそうゆう身体的なものじゃなくて、もっと心の奥底にある思い。

そして、それは自分でどうにかしなければ意味がない。

私もその作業、しなきゃな。

逃げずに!!!


あと、乳がんなどは、定期健診あるけど、卵巣がんはないんですよね。

卵巣は妊娠や女性ホルモンに関わる大切な臓器なので、卵巣がんの健診もあれば助かる人も増えるかもですよね。


いろいろ書いて疲れてきた…

眠剤飲んだけど、まだ眠くならぬ…

次なに書こうかなあ

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